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そもそも値崩れが起こる理由
EC市場の値崩れによって利益率が下がると、販売店はいくら販売しても 利益が取れなくなります。すると販売店はメーカーに対してクレーム・ 仕入値の値下げ交渉・リベート交渉などを実施しますが、多くのメーカ ー企業がその対応に疲弊しているのが実態です。 値崩れ問題を解決する上で押さえておかなければいけないのが、 Amazonやヨドバシをはじめとする大手量販店の価格の動きです。
今回 はMAKERSKETの調査データおメーカー 企業様からのヒアリング内容を元に、「Amazonやヨドバシをはじめと する大手量販店の価格変動の仕組み」を公開します。
1.そもそも値崩れが起こる理由
EC市場では多くの販売店が、他店の価格を調査し値決めをしています。そんな中、特定の販売店が単独最安値を つけると値崩れが始まります。販売店が他店と同額または高い値段をつけているうちは起こりません。
つまりメーカーとしては単独最安値をつけている販売店を特定し、お願いや相談(※)をしていくことが
値崩れ緩和に効果的なのです。
※「お願いや相談」でなく「拘束」をしてしまうと独占禁止法違反となりますのでご注意ください。
2.Amazon・ヨドバシの価格変動の仕組み
EC市場の値崩れに関連の深い「Amazonやヨドバシをはじめとする大手量販店」の価格変動の仕組みを次の表に整理しました。
※本内容は調査時点のものであり、商品ジャンルによって異なる部分があることも確認しております。
あくまで一例としてご参考ください
※ヨドバシの特徴
基本的に複数の競合店舗の価格を調査し、自店舗の価格をその最安値に追尾し値下げしている。 この動きはシステムで自動化されており、人の手で値下げするということは無い。 しかし、値上げはシステムでの自動化をしておらず、追尾先の店舗が一斉に値上げをしたとして も、ヨドバシの価格は下がったままになる。値上げは人の手で実施してもらう必要あ り。 基本的に単独最安値にはならず、最安値と同額に合わせることが多い。 追尾先はAmazon+大手量販店。規模の小さい店舗は見ていない様子。
※amazonの特徴
ヨドバシ同様、システムにより自動的に競合に価格追尾。基本的に人手による価格変更は一切応 じてくれない。価格の更新頻度は、商品ジャンルによって異なる。売れている商品群の方が、更 新頻度が多いらしい。 ヨドバシと異なる点 ・値上げも自動化(追尾先が上がればAmazonも自動で上がる) ・完全システムのため、人手による価格変更不可 ・追尾先店舗はジャンルや商品によって異なる 例)家電は家電量販店、DIYはDIY専門店など ・在庫過多や一定期間の販売数が少ない場合、追尾先店舗の価格を無視して単独最安値にするこ ともある
3.メーカースケットで市場を安定化
値崩れの原因を特定し問題を解決する為には 「どの店舗が、いつ、価格を下げ始めたか?どの店舗が、いつ、どの店舗を追随したか?」を正確に把握する必要があります。そしてその為には常に価格調査し データを記録し続ける必要があります。しかしそんなことを社内の人力で対応するのは現実的ではありません。そこで 価格調査会社の出番となります。メーカースケットの特徴をご紹介します。
1. 安心のデータ精度
価格調査ツールは様々なECサイトから自動でデータ取得するシステムですが、ECサイトによっては仕様変更やアクセスブロックという事象が発生し、その間データ取得することができなくなります。メーカースケットでは直接人員の手で管理している為、プログラム上の仕様変更やアクセスブロックに素早く対応します。またサイトによっては取得が難しいポイント倍率や送料の取得も可能です。
2 見やすく運用しやすいデータ表示
プライスサーチは2013年からお客様の価格調査の関連業務をどう改善するか真剣に向き合い、たくさんのお客様 の声を聞き、バージョンアップを繰り返してきました。それにより、お客様が見やすく運用しやすいデータ表示 を実現しています。
4.市場価格を守るならメーカースケットにご相談を
調査対応サイト
大手ECサイト/モールを含む様々なサイトに対応しています
記載サイト以外にも製品カテゴリに合わせて様々なサイトの調査に標準で対応しております。
現在対応している調査対象サイト以外の対応も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
ネット通販の適正価格を守る メーカースケット
MAKER SKET
当社のサービス内容1
販売モール問わず、全ての通信販売サイトにおいて、指定された商品の価格を監視し、対処するメーカー様向けのプランです。安定した相場を市場全体でキープすることが可能になるため、販売店様からの信用も維持でき、かつ安定した収益と持続的な販売経路を維持します。
指定されたモール内での販売商品の価格を監視し、価格下落が起きないよう対処します。消費者の動向として、amazonユーザーはamazon内で、楽天ユーザーは楽天内でと、モールをまたいでまで価格を調べて購入するユーザーが少ないのもあり、コストも低く済みます。
全てのモールの中で、指定された商品のみの価格を監視するメーカー様、販売店様向けプランです。全ての市場での価格を監視できるようになりますので、価格破壊の懸念が減少します。
メーカー様との価格に対する取り決めのもとで管理します。
当社のサービス内容2
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ECサイトにて適正価格で販売していない販売店に対し、価格の改善を求める連絡をします
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ご希望があればECサイトからロット番号等を調べることも可能です
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レポート作成時には、1つの商品につき、各販売店の販売価格や販売店名、販売者の名前を記載しております
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